映画・テレビ

『ベイマックス』感想。

観てきました。自分も「通常の3倍になる」赤い装甲(おい)
なしのぽわぽわVer.が欲しい(え)。

他でも言われてますが、「アナ雪」が完璧に
「姉妹の話」=女の子向けであるとすれば、
こちらは明らかに
「兄弟の話」=男子向けの物語。現に、子供たちは
ともかく、今の30代から上の「大人たち」から見ると
あらゆるところが
「かつてどこかで見た」ものが随所に仕込まれてるというか。

分かりやすく言うと、
「70年代ロボットアニメ」世代にはど真ん中ストライクなわけです。
男女問わず。いや、女子も見てる子は観てましたからね、
「ロボットアニメ」。

ロボットと出会うことによって紡がれる、
「男の子の成長物語」。であると同時に、
「家族を理不尽に奪われた者の復讐劇」であり、
「友情と絆の物語」でもあるという。

少なくとも、公開前のCMにはいい意味で騙されましたw。
本編ハイライトでは間違いなく、女子層は二の足踏んだ
可能性高いですし。
(何せ普通にロボット+戦隊ヒーロー。)

ですが「ディズニー+ピクサー」なので。
ヒロは闇落ちすることもなく、と言うより
「ベイマックス」が「ケアロボット」である理由が
ここに生きてくるのですが、前に進めたというか。

いろんなところで日本のサブカルチャーのオマージュが
見える本作ですが、当然、「ディズニーらしい」ところも
あるわけで。

例えば、真のラスボスが明らかになる過程は「アナ雪」の
ハンスの扱いに通じてたり、マイクロボットの動きなども
色を黒から白に置き換えれば、エルサが操る雪と氷のそれ
だったりとか。

どうやら本国では、ラストでヒロたちが組むことになる
「スーパーヒーローチーム」もまた主役である扱い、
だそうですが。日本では少なくとも、前宣伝の段階では
「ロボットと少年」をメインにしておいて成功だった、
と思います。観てからそうだったのか、と気づくのもまた
楽しみなので。

そのうちにまた円盤が発売されるだろうと思いますが、
きっと買うことでしょうw。

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『アナと雪の女王』感想。

2D吹き替え版×2に加えて、GW過ぎたこの時期に3D 吹き替え版
観てきました。さらに、オリジナルサントラCDと吹き替え版サントラ
も購入。個人的には某ジャンルもの作品に匹敵するくらいの付き合いに
なってきたので、さすがにレビュー書こうかと。

実は初回時に、途中まで書いてました。以下がそれ。
折角なのであげておきます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

観に行ってきました。娘が観に行きたがってたので。
個人的には「ディズニープリンセス」物的には
「美女と野獣」(劇団四季)以来かも。

吹き替え版が圧倒的に人気。上映終了時刻が8時過ぎの回で
観ましたが、結構小さいお子さん連れの家族さんも多かったような。

ネットで某ジャンプアニメのアニメオリジナル編に醜似!とか
見かけたので、どこまで似てるんだろうか?と気になってたとかも
理由ではないとは言えない;

結論。
アンデルセン的に「リトル・マーメイド」路線だと思った。
とにかく、「雪と氷」をこんなに美しくアニメで見せられたのは
初めてというか。

ストーリーも、かなり今風に「アレンジ」してあって。
「お姫様」が「王子様のキス」でラスボスが破れて
めでたしめでたしでなかったのが超展開。というか、

王子様=男子達は基本、「蚊帳の外」であって、話は
あくまでもヒロインたちである
「エルサとアナ」の二人の物語であるところが、
ディズニー的に革新だと。
(いえ、アリエルもベルもその時代的に革新ヒロイン
でしたけども)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

この後どうも書けなくなったので、このまま凍結
(おい)しようかと思いましたが、

想像をはるかに超える事態になったので、(社会的に)
今の時点での感想を留め置くことにしました。

まず。
自分はアナ派ですが、世間的には(娘もそうですが)
エルサ派が多いらしい。
(…しまった;またここでもお約束やってる自分;)
ビジュアルや課されてる試練などから、どうしても
姉側に目が行きがちですが。…例の「レリゴー」の
時の、お城作ったり、伝統的で威厳にあふれてますが、
野暮ったくもあった「女王の正装」から、華麗にして
煌びやかな「雪の女王のドレス」へのメタモルフォーゼ
など、まったく文句のつけようないですし。

でも、折角
「ありのままの自分」を自己肯定したにもかかわらず、
居場所を「アレンデールのお城の奥深く閉ざされた部屋」から
「切り立った崖の上に作り上げた氷の宮殿」の、これまた
「奥深く閉ざされた部屋」に変えただけで、してることは
「ほぼ同じ」(しかも周りを巻き込んでるだけに、状況は
悪化してる)姉に対して。

国中を凍り付かせてしまった=大好きな姉様を傷つけてしまった
という罪悪感と、この事態を収拾するのは、王女たる自分の
責任であることを自覚して、局面打開に立ち向かう妹の姿に
自分は惹かれました。もちろん、初対面の男子といきなり
「結婚の約束」してしまうような、
「イノセントゆえの迂闊さ」も込みで。

「愛っていうのはね、自分よりも誰かを大切に思うことだよ。」
@オラフ
とラスト近くで雪だるま君が図らずも?テーマを語ってくれますが。
この姉妹は決して憎み合ってるのではなく、むしろ互いを
「大切に思いあうあまりに」すれ違ってきたと思うと。

「大切に思うために、乗り越えるべき」試練というか、大人に
なるための通過儀礼の物語が今作ではないかと。

いずれにしても、今作がディズニー・プリンセスものに新しい
境地を切り開いたのは事実です。ええ、まさか
「王子様のキス」ですべてが丸く収まらなかったのは
驚きましたよw。

例の、ハンス王子が「キス」をしないで、
「本当に愛してくれる人がいるならね」とアナを突き放した
シーン。実のところ、あの場は
「キスをしたのにもかかわらず、奇跡が一向に起きない。何故?
といぶかしむアナ」な方が、普通は分かりやすい。いろんな意味で。
(そうでないのは、いわゆるディズニー・コードなんだろうw)

曲がりなりにも「リアル王子様」がラスボス(みたいなもの)に
なるとはなあ…;しかも国民的には、彼はガチで救世主なのに。
このあたり、「分かりやすい勧善懲悪」ではないのが。

「大好きな人に、大事に思われている」のが分かって、初めて
「氷の魔法」を「制御」出来るようになったエルサ姉。変な話
ですが、若くして亡くなってしまった国王と王妃夫妻が存命で
あっても、ここに行きつかない限り、この試練を回避できなかった
と思われ。でも親として、出来る限りのことをなされていたのだから、
お二人を責めることは出来ないにしても。

姉妹それぞれを「孤独」から救いきれなかった、と言うよりも。

やはりこれは二人がより強い絆を築くための試練だったかと。

「ヒロインが、王子様に頼らずに自己実現に成功する」ディズニーの
路線は、きっとこれがスタートライン。そんな気がします。

追記。
「触るもの全てを凍り付かせる」件で、自分が連想したのは
某アスガルドのヒルダ姉ではなく、魔王星のノエル姉だったと
言う事実www。あの方もある意味、
「人を愛するとはどういうことか」悩んでいたのを、最後には
「ありのままの自分」を受け入れて(ry)だったので。
…偶然にも、お二方とも荒木さんちの御嬢さん方と言うのが。
でも、イメージは近いよね。エルサ姉とノエル姉。と言ってみる。
(おい)

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「獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦! さらば永遠の友よ」 感想。

何とか初日に間に合いましたw。で感想。
言われてみれば「恐竜戦隊」は10年ごとに3作品揃ってたんだ。

で、どちらもレッドのパートナーがティラノなのもw。

話的にはデーボス軍に歴代ラスボスが復活&協力という
ピンチモードで、各キャラがコラボしたりサポートしたりで
最後は絆の力でこれをひっくり返すというのは定石。

いつも思うのですが、流石に30数作もの歴史があるシリーズに
なると、
「このキャラ達コラボしたら面白くない?」とか
「このロボたちタッグ組ませたいよな。」とか
「二作とも女子一人チームだったからこのあたりで」
とか、いろいろ考えられるパターンを

いちいち実現してくださるところがありがたい。
オマージュとかコラボとか、ものすごく自然な流れで。
このあたり、歴史あるシリーズゆえの強みかと。

で。
そんなだから、歴代シリーズの先輩方には引退された方も
おられても、顔を出してくださる。ええ、まさか声だけでも
チバレイさんが「プテラレンジャー・メイ」をなさるとは、
その方が驚きでしたよ。
(当時の彼女の盛り上がりはすごかったし)

で。毎回恒例、
「次のメンバーが顔見世する」ないと思ってたら。

なんかいきなり特別貰ってたようなw。

まあとにかく、熱くて面白い作品に仕上げて下さったのは
何よりでしたw。

追記。
ライダー映画の予告にて。
「ライダーって、内内で戦ってばかり」という声が;。

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相棒(12)第10話元日スペシャル・感想。

お正月恒例?なので、まずはこれから。

享が「事件」に巻き込まれて云々、と言うのは結構目新しく
ないにしろ。
今回のように通りすがりの少年に、
「あなたじゃないと自分が殺される」
→爆弾体中に巻き付けられ。

と言うのはやっぱりインパクト大、かと。で当然、
爆弾→テロリストな流れで、
「暫定犯人」が宇崎竜童氏な時点で、
「きっとこれには深いわけがあるに違いない」と
視聴者に謎かけをして、捜査本部に
「遺伝子的にサラブレッドな」お偉方さんがやってきて、
(しかも中の人が梨園関係者!)だとすると。

ラスボスは経験的にこの偉いさんだよなあ、と算段は付いてしまう。
(違)でも女性ジャーナリストさんはどう絡んでくるんだい?
みたいな結果。

そこにオチが来ましたか、なのはさすがと言うか。

「相棒」シリーズは政治寄りと社会よりの脚本に分けられると思ってる
管理人的には、うまいことミックスしてる今回の脚本にさすがだな、
と思った次第であります。まあ、ラストの「ネタバレ」というか
右京さんと正木氏のやり取りで色々と語ってしまうのは尺の関係
とは言え、仕方ないことかと思いつつも。

元日の夜に、こういうしっかりしたドラマが放送されることに
感謝しないといけないなと観た後、今年も思いました次第です。

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「あまちゃん祭り」感想。

今年最後の更新になります。例年より数が少なくなりましたが、
一年ありがとうございました。

で。

かの「あまちゃん」を一度も!リアルで観ていなかった管理人ですが、
「…観たかったんだけど!」という娘(小5)の声に対して、
「そのうち特番有るだろうから待て。」となだめていたところ。

…朝からやってくれました。受信料払ってんだから(ry)。

いや改めて。よく練られたお話でした。ブームになったの、
当然だわ。

「昔アイドルだった」キャラに、リアルで相当する小泉さん、
薬師丸さんと言うのがど真ん中ストライクすぎるw。お二人とも、
「10代のころから第一線の売れっ子」さんだったからなおさら。
なので、お二方のセリフが、役柄以上にこちら側に

リアルに、ずしんと、

来るわけです;。いや参った。

そもそも、小泉さんがこんな大きな御嬢さんがいる
母親、と言う設定に我を振り返らざるを得なかったですけどw。

でも久方に、元気をもらえるドラマに出会えてうれしかったです。
うん、まずは観れて良かった。

では皆さま、良いお年を。

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劇場版「ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス!」

三連休の中日に行ってきました。最終上映でハコも小さかったので、
これは大友率高いかな(=ミラクルライトがあまりない;)と思って
ましたが、何のその。時間的には十分、お子様率高かったです。
大雨+翌日も休みのおかげかと。

14歳のマナさんがウェディングドレスとか結婚だとか、歳不相応
な話題かなと思ってましたが、どうしてどうして。テーマを具現化した
素晴らしいアイテムでありました。

既に「経験」した大人にとっては「過去」のアイテムでも、
これから「経験する」未成年にとっては「未来」のアイテム。
しかも、それが「50年前のものなのに、奇跡的に綺麗に保存されて」
いるとなれば。
(そもそも衣類の経年劣化はどうしても避けて通れないので)

今は亡きお祖母ちゃんが着て、お母さんも着たウェディングドレス。
もちろん、多少の痛みもあるし、何よりも。デザインが今風じゃない。
何歳で着るかによっても、似合う似合わないもあるだろうし。
(そんなもんです)

それでも、マナは将来来たるべき「その日に」これを着るから、と
宣言した。「思い」を大事にしたいから。

その一方で。お祖母ちゃんが生きていたころ、飼っていた犬がいた。
名前は「マロ」。でも今はいない。「ちょっといろいろあったから。」
こちらはどうやら辛い記憶なので、思い出すのに躊躇する。

そしてこれが伏線に。

商店街の古い映画館が取り壊される。そのあたりを根城にして、
謎の集団が動き出す。
大貝町の家々から、「思い出の品々」が次々と飛び出していく。
そしてそれは、空中に浮かぶクジラのような「戦艦」に次々と
吸い込まれていく。
「思い出を忘れるようならば、全部奪ってやる」@マシューという、
銀髪の兄ちゃん。

マナさんのドレスも持っていかれかけますが、何とか制止。しかし
そこからすべての人々を「優しく楽しい過去の思い出」に閉じ込め
ようとする「マシューとクラリネット」VSプリキュアさん達との
闘いが始まることに。

映写機か。これもすでに「過去の遺物」なんですよね。街の映画館も
シネコンにとってかわられてる。そもそも35ミリフィルム自体、過去の
産物もいいところになってます。たまたま似たテーマを扱った某作品
では、「LD」が「過去の産物」と成り果てたうえ、付喪神化してラスボスと
なってましたが、丁度そんなところでしょうか。映写機のアームがカシャカシャ
動くところなど、まさにオマージュだったし。

マシューの目的は、プリキュアの分断と、「マナを過去に閉じ込めること」。
なので、六花さん達もそれぞれの「過去」に閉じ込められます。

マナの過去。そこではお祖母ちゃんが健在で、「マロ」も元気。でも
六花がいない。ありすもいない。ある意味純粋な「マナの世界」。
楽しい日々。でも「その日」はやってくる。

お祖母ちゃんが倒れた。急いで病院へ向かうマナ。マロのお散歩は?
ごめんね、急いでるの。後でね。

帰宅。警察が家に。横断歩道で犬がはねられたんだって。

そこにいたのは、動かなくなったマロ。

…ごめんなさい。マロ。マナの物語はここで終わり。だってこの先は
辛いことばかり続くから、いつまでも優しい思い出を繰り返していればいい。
どうしてマシューはそんなことをするんだろう?

此の間。妖精チームはべベル、という「妖精」と遭遇。
「あの子に悪いことさせるわけにはいかないよ」と言うことで、
奪還作戦を共にすることに。ダビイさんが人間態(大人)であることが
こんなに「切り札」になるとは。つくづく「出来る女」だ、彼女はw。

六花、ありす、二人とも、
「マナがいない世界」に違和感を感じてる。
「マナちゃんがいないと!」この二人にとって、「相田マナ」が
いかに大きな存在であるかがよく分かる。そして。
「マナを助けないと!」「この世界からの脱出」を試みる一方で。

まこぴーさん。
トランプ王国にて、アン王女から「プリキュア」の称号を戴いて。
そこにダビイ到着。「早くマナを助けないと。」
「嫌!ここから出たくない!」
…だって現実は。王国は滅ぼされ、王女は氷漬けと厳しいことばかり。
後の二人との「温度差」がここに。
「何をためらってるのです!」叱咤激励に突然現れたエースさん。
二人で何とか敵を撃破したものの、力尽きる。

だって、マナがいないと。

一方で。「あちら」へ行こうとするマナさんを呼び止めたのは、
御祖母さんの声でした。
「みんなが待ってるよ。」
「また会えるよ、もちの、論さ。」

そして、マナは戻ってきた。

マシューの正体。
「マシュマロみたいだから、略して、マロ!」あの犬くん。
「あんまり話したくない」と過去の片隅に存在を追いやられた、
と思い込んでも仕方がない。
マナが許せないマシュー。巨大化して装甲モードで、ハートさんに
襲いかかる。

「身を挺して思いを受け止める」ハートさん。明らかに負傷で流血です。
しかも滴ってる。作品コード的に「負傷」「流血」を避けてきただけに、
敢えてこのシーンを入れてきた意味は大きい。

やっと正気に戻ったマシューを見て、「ラスボス」クラリネットさんが
「未来を壊す」行動に向かう。それをおいかける皆さん。
作画的にCGモード。劇場版はアクションもCGも気合が入る。
未来へ行くには、ミラクルブーケライトで応援してもらわないと。
アイちゃん登場。喋ったぞ、アイちゃん。

アイちゃんが所持し、子供たち(原則)の手によって力を
発動するという設定。確かに、「未来へ向かう力」のアイテム的には
ふさわしいというか。

どうやら「未来」。マナさんの結婚式会場らしい。相応に「大人に」
なった皆さんが、新郎新婦を祝ってる。でもプリキュアの力は
ないみたいで。

最終決戦。そこに行くまでに、マシュー君。二度目の落命。
悲しい。二度もこんな思いをするなんて。でも自分は前に
進みたい。進まないと。それが別れた人たちとの「約束」だから。

クラリネットさん。
「私は何度でも蘇る」
ハートさんエンゲージモード。
「でも私は負けない。渡された愛を伝えていくために。」

終章。
マシューの「心」が残る。
「その子の魂は、私が責任もって連れて行くよ。
もちの、論さね。」べベルはあの人でした。だから、
「あの子とは古くからの知り合い」だったのか、でしたが。

お祖母ちゃんとマロがくれた「愛」は、いつか自分も誰かに
伝えるから。大丈夫、一人じゃないから。

総括など。
ウェディングドレスは「導入」で、あとはエンゲージモードの
前ふりだったでしょうか。忘れられたモノたちが「未来を奪う」
ために襲ってくるとか、みたことあるシチュエーションと言えなくも
なかったですが。

何で「過去の具現化」がクラリネットなのか。
普通にわからないです;。むしろ、映写機のほうがまだ分かりやすかった
かも。別に、「今は使われなくなった幻の楽器」でもないしな(え)。

「エンゲージ」。すなわち「契約」とか「約束」とか「婚約」
なんだろうけども。ではハートさんのこの場合、彼女は
何を何と「エンゲージ」したからこの形態なのか。
この文脈だと
「先代から伝えられた愛を、今度は次代に伝える」事なのかな、
とも。話的には、
「みなぎる愛を、未来に伝えることを約束」することによって
パワーを得た状態になることなのかも。

娘(小5)的には、今回のお話は「ピンとこない」ところがあった
らしい。逆に、自分
(マナのおばあちゃん達がご結婚なさった少し後に生まれてる
 ←おい;)的には思うところが大いにあったところから。

今は分からなくても、いずれその時が来たら分かるから、
というメッセージもあるような。だってそれは「未来」の
話なのだから。

相変わらず、プリキュアの映画はテーマが深いです。そして、
未来に元気をくれるというか。今回も行ってよかったです。

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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語 ・感想。

前売りゲットし損ないましたが、ネット事前予約で捕獲出来ました。
やっといて正解でした。どんだけ多いんだw。
(後で、レイトショーもすごく人が多かったというのも聞きました)

ネタバレ禁止、とはいえ、どう説明したらネタバレになるんだろうか?
どう言いまわしても、結局は

「劇場に赴いて、自分の目で確かめてください。それが一番」
としか言えない、と言うのが。

少なくとも、前回(劇場版含む)で綺麗におさまった「物語」を
再び「破壊」ののち「再構築」するというのには、ものすごく
エネルギーがいるのですが、どうやらその「供給源」と言うのが
ほむらさんその人だ、と言うのがどうやら今回の「お話」らしく。

あーだから「叛逆」なのか、と言うのはまあこれで納得。

まどかさんが「願った」世界と、ほむらさんが「願った」世界と
言うのが、実は違っていたのだとしたら。

観ている方としては、こちらの「ほむらさんの臨んだ世界」のほうが
嬉しいなあ、と言うのは事実。何せ、

「5人の魔法少女たちが力合わせて魔獣退治」
…普通にプ○キュアでやってるやん;というなかれ。
彼女たちのチームで観るから意義があるんだよ、を
しっかりがっつりやってくれたのはうれしかったです。
しかし。
これだけ「キラキラ」したら後が怖い、と言うのは共通意見。

ほむらさんの「闇落ち」。
でもこれは思い切り「予定調和」でもあったわけで。
彼女を責めることは出来るのか、と言うお話。

ラスト。
ほむらさん、「あの程度」で自滅したとは思えないです。
ぼろ雑巾のようになったキュウベエ。
奴に何があったんだろうか?

詳しくはまた後日に。

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劇場版キャプテンハーロック・感想。

訳あって3Dで観ました。感想レビューではいろいろ
観てしまいましたが;。自分的感想では、

この映像は3Dで観て正解だった。

でした。(おい)

あと、イソラとヤマの兄弟。ふつーに似てない(え)。
つか、どー観てもハーロックとヤマ、似すぎてるなと
思ったら、何その伏線w。御大ヒロインは(ry)というのは
有名ですが、ヒーローも(ry)…ここまで堂々とやってしまうと。

キャラ造形良かったです。ヤッタラン副長がプラモオタクじゃ
なかった(え)。ケイさんの美しさはもとより、ミーメさんが
3D的に美しかったのが。

でもなー。
ハーロックの設定が変わりすぎてる;確か彼は
「限られた命を悔いの無い様に生きる」人ではなかったかと。
ダークマターの呪いで不老不死になったとか。人魚の肉でも
喰ったのかと思いましたよ;。(こら)だからあんだけの高さから
マスクしただけでダイブ出来たというのが。
(絶対死なないのなら、不可能ではないというか)

自分が犯した過去の過ちを「なかったこと」にするために
爆弾仕掛けてるとか;。何そのコスモリバース、とか
思ったし;。

個人的には「ハーロック」、第三者の目が
入って、初めて浮き彫りになるキャラだと思ってます。
ですが、あのラスト。


物語的には「あり」なのですが、ファン的には
パラレルにとるだろうな、とも。

後、「野に咲く花」が希望のシンボルとか、代替わりで
永遠のときを生きるとか。どこかで観た展開だと思いましたが、
敢えて詮索せずに。

CGの出来は素晴らしかったです。もしかしたら、オリジナルを
知らない方が作品として楽しめるかな、と思いながら。

追記。
主役二人の演技、悪くなかったです。沢城さんがよかったなあ。
あと、古田さん上手すぎ(褒めてる)。
森川さん既に高値安定w。

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ニチアサ版・スーパーヒーロー大戦「仮面ライダー対スーパー戦隊」感想。

多分これがタイトルで合ってるんだろうと。

改めて地上波放送観ました。結構時間経ってるように
思えて仕方がない(ニガワラ)。

尺合わせなのでしょうが、

デンライナー内でのイマジンたちとのやり取り、

ほぼ切られてました;。あれ切ったらあかんでしょ;。
「何故戦隊とライダーが戦わなければならないのか?」
「枠の問題ですよ。」@オーナー

もっともリアルな理由なのに;。

EDのタイトルロールには、モモ以外のイマジンたちの
テロップがきちんとあるのに(え)。

(そういやモモの中の人は今日のニチ五で
『俺参上!』再びなんですよね。)

あとは、新フォームのキングとか。
(毎度おなじみてんこ盛り)
「鎧夢」はなあ;。フルーツ+鎧武者がどこまでかっこよくなるか、
とか、レギュラーにOBてんこ盛り、とかが見どころと思う自分w。

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宇宙戦艦ヤマト2199第七章「そして艦は行く」感想。

京都第二回上映で観てきました。
明らかに物販並んでる人、多いだろw。こんなに多いの
初めてだったわ。

ということで、まずは色々と。

「アベルト」ここで呼ばれました。今回のデスラー総統、
名前で呼ばれること想定されていたと思われましたが。

なんか、「青かった」な。閣下。いろんな意味で。
極めて厨的な個人思想でこんだけ周りを巻き込んで、って、
上に立つものとしてはあれだなあ、というか。

「逃げるのか、デスラー!」@ヒス副総統。ここから彼の
ターンが始まると思わなかった。まさかヒルデさんを
サルベージされるとは。
(普通に考えて、あのヒルデさんはどう考えてもバッドエンドに
なるのだから)
旧作当時は子供目線でも、今は「海千山千の大人」なのだから、
そっちの方向にキャラ造形をシフトしたんだ、と思いたい。

最終章は、旧作とはほぼ同じ流れだったというか。でも守兄が
ここに来てこう動くとは。というか、やはりこの人、生きてたら
思い切り「目立ちすぎて周りを食う」キャラだったんだなあとも。

後。
予想してた通り(絵)、雪さんにまつわるいろんなことは

すべて投げられました。(えええええ)。つまり「ウラシマ・リュウ」
状態。
いや、そういう設定のアニメ過去にはありましたが、「2199」に限って
言えば。旧作からの改編の理由を提示すべきではなかったかと。

「伏線回収しないのが今後のビジネスにつながる」と別作品でばらされて
ましたが、確かに考えられることだしなあ。

それと、「青い地球への復活」が長いスパンでになる、ということを
示唆した点とか。

ノラン君が最後に「男」を見せて散った(涙)のとは対照に、
何かと「間に合わな」かった戦術長。決して「スーパーヒーロー」
ではなく、あくまで「一人の男子」として描かれたのはやはり、
「今の時代」の要請かと。

私室の壁に、たくさんの「雪さんとの写真」が埋め尽くすように張られて
たり、とかw。(これは雪さんも同じだったりする)周りには明るく振る舞っても、
私室では壊れる寸前だとか。セリフ的には
「ユキーーーーーーーーーーーーー」な絶叫がかなりあったり。

本当はこれまでにもっと、「第一艦橋」のエピがあればよかったの
ですが、旧作準拠の「告り長独白」に加えて、

「あなたのいないせかいなんていきるいみがない」(大意)が
入ったのが、「今作のすべて」ではないかと思われ。文字通り
「小さなこども」そのままに雪さんの遺体(暫定)抱き〆て
泣き崩れる彼がなあ。
(男子的にこの絵面描くのは勇気いっただろうと)
いろいろ言われてますが、ここに来て
「年の離れた弟を溺愛してた兄」伏線が生きたのが。

無事に?「生き返った」雪さんに対して。
旧作ではブリッジでお姫様抱っこ&くるくるダンス(え)
だったのが、

「静かに二人だけの密室で恋人同士のキス」になったのは、
そういうものではないかと。

とにかく、無事に終わって何より。でもまだ地上波あるし、まずは
お開きに。

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