宇宙戦艦ヤマト2199第五章「望郷の銀河間空間」感想。
初日に行ってきました。テレビでいずれオンエア分かって
ますが、何分にも当日はツイッター実況したいのでw。(え)
このあたりから、オリジナルのリメイクではなく、
そろそろ現監督の「思うところ」が反映されるというか。
今回はかなり「ガミラス愛」が強いからなー;。でも、
「たった一隻の戦艦」によって、惑星国家丸ごと全滅、
というのはあまりにも荒唐無稽なので、「始まりの終わり」
を描くのであれば、このあたりから兆しを入れないと、と
いうことなのかも。
図らずとも、「反乱」が双方ともにおこる、という。
しかも、反乱の首謀者を見事にあぶりだして、失敗に
終るところまで一致というか。
一応、ヤマトサイドでは、「イズモ計画の残党」が起こす、
ですが。まあ普通に考えて、
目の前の地球型惑星>>>越えられない壁>>>イスカンダル
ですしね。しかも、オムシスが不調になってるし。…おそらく
酷使のせいとしても。このあたりの成り行き、というか伏線が
最初から見てきたものとしては見事としか。
作画的に、新見さんの「随所にオンナノコが垣間見られる」
細かい芝居に脱帽、でした。確かに「ヤマト」という場所には
随分と違和感ありまくりだし、いかにも何かあるよな、というか。
…個人的には、任務中の島に、
託を書いたメモを回す
という、まるで女子中高生みたいな新見さんが素晴らしかったですよw
しかも、藪がきっちりとここでも
「反乱側」にいるし。でも今回はどう見ても酌量の余地があるのが
大きな違いというか。
モモタロス伊東君は、沖田という人を知らな過ぎたことが敗因だった
と思います。謀ったつもりが謀られていたわけですから。
「だから女は嫌いなんだよ!」のセリフの背景が、大いに気になる
のではあるのですがw。
で、首謀者は営巣行きとして。今後の展開にどうかかわってくるかが
気になります。
結果。以前から視聴者的にも懸案だった、
「森雪はユリーシャ・イスカンダルという異星人なのか」は、
一応解決しました。でも。
「森雪」という「高級官僚令嬢」なのかどうかはまた別、というか。
そして、岬さんは単に監督の「お気に入りキャラ」をもじっただけ
ではなかったというか。結構仕掛け、はいってたというか。
とりあえず、
「髪をほどけば別人」設定は「マリア・コーム」でしたというかw。
そして、ガミラス。相変わらずおっさん尽くしですが、このあたりの
皆さんにシンパシー感じるのは、やはり見る側がそれだけ経験値を
あげてきたからかと。でもエリーサ夫人はガチ、なんだろうな。
で、ビーメラ星のエピソード。こう使いましたか。というか、
イスカンダル人の人となりが暴露されたというか。
知的生命体のいる惑星に、彼らを絶滅の危機から救うために、
「波動コア」を渡しに行くという。それを遂行するのは、
王家の姫君たち。しかもそれが「王家の一族」として認知
されるための「試練」だとか。
…個人的には、「妹たち」=女王のクローン説を信じてますw。
・そして、古代守。
明らかに新見さんはこの章のヒロインですw。改めて、技師長との
関係も込みで、過去の話が明らかに。
「存在そのものが華やか」な守兄。うん、その通りだった。で、
彼との友情を大切にしている真田技師長。新見さんとは「別れた」
とおっしゃられてましたが、もし旧作に沿って、
「そういうこと」になってたら、どうなるのかと;。
「もっと兄さんの話を聞かせてくれ!」@戦術長。
まあそうなるでしょう。この兄弟の年齢差を考えると。
それに、戦術長はもともと「お兄ちゃん大好き」弟君だし。
いわゆる「要塞島二人っきりのミッション」ではなくなりましたが、
それでも雪さんは、「その場を壊す」ことをしてなかったのがw。
真田さんは、「例の設定」ではなくなってるし。
ということで。あっという間の4話上映でした。次回は予定より
早くなるようです。うん、頑張って生きていこうw。
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