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「宙に輝け、満開の花」#31.

「幼き日々に見た夢が終わるとき・2」

我が家に某ゲーム機がついに降臨いたしました。このあたりに
手馴れてる人が、配線に結構時間かかってたので、やはり自分が
生兵法で手出ししなくて改めて良かった、と思うのと同時に。

こういうのや録画再生機器などがこんなにありふれてくれば、
テレビ番組の視聴率、という数字の信頼性はかなり変わってくる
のも当たり前だなと思うように。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

「では博士。プロメテ経験者である私に、花壇の水まきからしろ、
とこうおっしゃられるわけですね?」
青天の霹靂、としか言いようのない、この降って湧いてきた
「異動話」に、前線でオペレーションをしてきた実績を
自他ともに誇る「彼女」がかみついてきたのは、言うまでもない。

「常に冷静かつ客観的なものの見方ができるはずの君が、
この懸案に関して、そのように先方を貶めるような物言いを
するのは、相手方に対しても、自分自身に対しても失礼だとは
思わないのかね?」

年の功、というべきだろう。自分の身内である彼女の出方を
まるっと把握していたかのごとく、大江戸博士。大事ないかの
如くに切り返す。

「君も、花咲君と一緒に仕事をしていて、彼女がいずれ正式
配属されるであろう部署が、今後の全体の計画において重要な
ポストになるであろうことは、分からないはずがなかったの
だがね。」

「…確かに、博士のおっしゃられる通りです。」
霧野嬢、とりあえずは相手に同意する節を見せるも。
「でも、だからと言って、今まで私が責任もってやってきたことを
ないがしろにすることはできません。」
やはり、自分の意見を押し通す。当たり前だ。この理不尽な事態に、
何もしないで屈服するわけにはいかないのだから。

「ないがしろにするんじゃない。むしろ大事に考えていたからこそ、
今の今までに延びてしまったというほうが正しい。」
「…それ、どういう意味ですか?」

霧野嬢。相手の思ってもみなかった出方に対し、思わず懐疑の念を口に出して
しまう。

「前々から、君をぜひともこちらにほしい、とは向こうから切望されていたの
だが。もちろんこちらも有能なスタッフであり尚且つ、有事をともに乗り越えてきた
貴重な人材を手放すわけにはいかなかったから、延ばし延ばしにしてきた。
だが今、新人組の加入により、要請を拒むわけにはいかなくなったというのが
実状なのだ。事実、向こうの部署は移民計画にあたって、早急の対策が迫られて
いるから、あたれる人材が一人でもいるのだよ。」

「すると私は、自分の居場所を譲るために、後輩だと思い込んでライバルを
育てさせられたというわけですね?」
霧野嬢、あえて痛いところに切り込む。一番そうであってほしくないのは、
自分だというのに。

「…残念だが、否定はできない。」
博士の返事に、やはり図星であったか、と確信を得ると同時に。

「全く合理的な方法ですね。そうですね。要らなくなる人間に、後釜を
育てさせるなんて。当事者さえ納得すれば、あとは全く問題ないですから。」
言葉の冷静さとは裏腹に、それを物言う口調はかなり不安定なものとなっていた。

では自分の「想い」はどうすればいいのだろう?いや自分だけでなく、
自分に関わる人たちのも,全て。

否。分かっていたはずだった。いつかはこの日が来ることが。
だが。心の中で、ひそかに叫ぶ。

「私の居場所、盗らないで…!!」

 <2・了。3に続く。>

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