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「宙に輝け、満開の花」#19.

「Re;笑顔の行方」

小学校の二学期がもう始まってるので実感わかないですが、
もう九月です。折角の「ブルームーン」、天候が悪くて
無理でした;。
(ちなみに、娘が先生から出された宿題
「月を一時間ごとに3回、観測する」のはこれと関係あるんだ
ろうか(おい)。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
基地は24時間稼動しているが、其れ故に、朝もそれなりに
早い。
タクマは、このところ秀人にずっとまかせっきりだった、新人の
育成訓練などの「内勤業務」にかかるつもりで、その日は定刻より
かなり早めに来たのであったが。

「え…?」

タクマは、とてつもなくありえないものを見かけたような、
気分になり、わが目を疑った。

其れは、日頃から見慣れているものにとっては、いまや
極当たり前の光景となっていたのだが、「仕事」の都合
などで、基地に来たり来なかったり、来てたとしても極
短時間だったり、イレギュラーな時間帯に戻ってきてたりと
いう生活になっているタクマにとっては、ある意味
「天地が逆」に匹敵する事案なのかもしれなくて。

霧野嬢が新人の花咲と一緒に、『とてもにこやかに』
基地周辺の花壇の世話をしている。其れはたまたま今日
だけではなく、随分と前からの慣例になっているようで。

基地周辺、とはいっても、それなりの広さはあるわけだから、
やっつけ仕事ですむレベルの仕事量ではないはず。だが
彼女達(特に霧野嬢)は、極当たり前のようにこなしている。
植物、という「生き物」と向き合ってる霧野嬢は、普段
コンピュータやらレーダーやら、機械を相手にしてる時
とは違い、表情さえもが生き生きとしてるようにも
見て取れた。それ以上に、花咲と会話してる時は
もっと「輝いて」いる様にも見えたように思い。
…そういえば、あの時見せられた「写真」の笑顔に
全くそっくりではないか?

「そりゃ、そうだろうな…。」タクマは、思わずつぶやいて
いた。
今までの彼女の周囲は、自分も含めて間違いなく『男性』
ばかりであり、同性と言えば、伴太妹のミヨコくらいであった。
しかもミヨコは明らかに「こども」であるから、当然霧野嬢と
しては「心の置けない関係」になるはずもなく。

花咲は後輩、とはいえ、霧野嬢からすれば同じ部署で同じ仕事をする
初めての「同性の仲間」なのだから、打ち解けるのは自明の理、
なのだが。

リサがあんなに「笑ってる」なんて。自分以外の誰かの前で。

明らかに気にするところが間違ってる。自分はどうかしてる。
そう思った矢先。
「リサ、よく笑うようになっただろ?」

「…秀人、後ろ取るな!」タクマ、背後からいきなり声をかけてきた
相棒のぶしつけな態度に、多少気を悪くしながら。
「相変わらず、あいつのことには鋭いな、お前。」
「誰かさんがいつまでも『お気楽』なお陰でね。」相変わらずの
皮肉を忘れずに、秀人。
「花咲が来てから、少しして、あんな感じかな。最初はなじみ
にくかったみたいだったけど。お互い気心が知れてきたら、
打ち解けてきた、というか。まあ、女の子達がああしてるの
みてるのは、こっちも目に優しい、というか和むというか。
リサはあの通り美人だけど、花咲もかなり可愛いし。こちら的
には随分と有り難いけどな。…まさかタクマ、花咲にライバル
意識持ってるとか?可愛い女の子だぜ、花咲は?!」

「妄想も大概にしろ、秀人!いい加減怒るぞ!」相棒に、偶然にも
当たらずとも遠からず的発言をされたタクマ。
「あのなあ…俺を女の子を恋敵にするような、視野の狭い男に
するんじゃねえ!」
「はいはい、分かりましたよ、相棒殿…。でもいい加減、
『はっきり』させるべきじゃないか?色々と。何かと。」
「…黙れ、と言ってるのが分からないか?」
どこまでこいつは痛いところを狙い撃ちしたら気が済むんだ、と
腹の底でいらつきながら、タクマ。
「今はそんなこと言ってる具合じゃないことぐらい、お前も
分かってるだろう、秀人?」
「おお怖。まあな。相変わらず『緑のカーテン』の黒幕もまだ割れないし。
そっちは確かに緊急最優先事案だしな。キャプテンなら、確かに
そういうに違いない、からな。」

「キャプテンなら」。相方の何気ない言葉に棘を感じつつも、
何故特定の人間をこうも「独り占め」したいのか。
気にはかかっていた。
何故「あいつを笑顔に出来るのは、自分だけ」と思い込むのか?

タクマは、出掛った「答え」を、気づかないふりをして
心の奥底に「押し込め」た。
「だから、今はそんなこと言ってる時期じゃない!」

     <了>
野郎二人の会話再び、です。そろそろ「彼」も考える時期
ではないか、と思いましたので。
次回から、新展開、になるはずです。

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コメント

こんにちは(^0^)/

タクマの(嫌)の意味がわかりました。
忘れてましたよ百合ワールド;

それにしても秀人は人の心を察知するのが早い〃

こんにちわ。コメ有難うございます。happy01

>忘れてましたよ百合ワールド;
 わははw。だって霧野さん、百合百合してるほうが(以下自粛)。
 普通に考えて、女友達とでも嫉妬する彼氏、と言うのはどうかなあ、と思うのですが;。まあこちらの二人の場合は何かと特別ですから。

>秀人は人の心を察知するのが早い
 伊達に下積み長いわけじゃないwww。このあたりが、ある意味「純粋培養」なタクマとの差のような。

ではまた。

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