« 東映ロボットガールズ研究所・ガールズレポート#145. | トップページ | 宇宙戦艦ヤマト2199〈第一章〉・感想。 »

「好き」という言葉の本当の意味を、恐らくはまだ知らない。

「大好きだよ」
こともなげに言い切る「奴」が、正直羨ましかった。

「好き」という言葉一つに、どれだけの「本音」が
隠れているか、分かっていたら、あんなふうに明るく
言い切れるわけではないのに。

小さい子供が、仲の良い子の事を「好き」、というのと、
「男」と「女」になりつつある今の「好き」というのは、
全く違うというのに。

「奴」の「好き」、というのは、きっと幼い子どもの、
真っ直ぐな感情そのままなのだろう。
では、自分はどうかといえば。

「好き」だから、こうしたい。
「好き」だから、こうして欲しい。

分かっているから、「好き」という言葉を言うのに
時間と場所と、勇気が要ったのに。

だから。
「好き」という言葉の、本当の意味を思い知らせてやりたくて。
きっと今までは、たまたまそういう機会がなかっただけだろうから。
試しに問いかけてみた。

「タクマ、人工呼吸でもしてやったら?」

  <了>
久しく二次書いてないので、短いモノローグやってみました。
そういえば、主語出しませんでしたが、明らかに秀人のはず;。

にほんブログ村 テレビブログへ なかのひと 好きな男性と出会う 出会い漫画編

« 東映ロボットガールズ研究所・ガールズレポート#145. | トップページ | 宇宙戦艦ヤマト2199〈第一章〉・感想。 »

二次創作」カテゴリの記事

コメント

こんにちは(^0^)/

短いモノローグ、ですが、無茶苦茶、秀人のキャラと心情と行動がいっぱい表現されてて、
〔うん。そうだよなー秀人…〕みたいな、私的には短く思われないモノローグで。
特に(好きという言葉の本当の意味を思い知らせてやりたくて)→タクマには絶対、沸き起こらない感情ですよね。決して悪意はないんだけどね。
本当は自分にない、まっすぐな(大好き)がうらやましくてしょうがなかったんだ。
〔20代の私なら秀人にひかれますぅ♪〕


この感情は48話から51話にかけての秀人の気持ちと思われますが、秀人からみたダンAの二次って、すごぉーーーくすごぉーく自分達の生活に近いようなドラマに感じられて…。
でもまたトニーと違った
後でくるせつないもんがあるなー…

主語無しが、かえって秀人が近くにいるみたいでしたo(^-^)o

こんにちわ。コメ有難うございました。

久しぶりの二次創作なので、どうしたものかと思いつつ、かなり思い切った省略をしました。二次の良いところは、「状況説明」を一からしないでも通じるところではないかとw。

>この感情は48話から51話にかけての秀人の気持ちと思われますが
 
 まるっとその通りです。

>本当は自分にない、まっすぐな(大好き)がうらやましくてしょうがなかったんだ。
 この年頃なら、秀人がデフォルトかと。なので、真っ直ぐに自分の感情出せる子どもが羨ましくなるわけです。
でも、実はタクマはタクマで、それなりに「うろたえて」いるみたいなのですが、秀人のそれからしたら、まだまだ序の口であろうと。

>〔20代の私なら秀人にひかれますぅ♪〕
 えー私もw。なので、霧野さんもさっさとそうすれば、と何度も思ったことが。(おい)

>自分達の生活に近いようなドラマに感じられて…。
 ほとんど大抵の人は、秀人と同じ心境になったことがあるのではないかと;。

>トニーと違った
 あの方はドラマティックすぎますからw。もはや雲の上なのでwww。

感想いただけて嬉しいです。励みにしております。
ではまた。

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「好き」という言葉の本当の意味を、恐らくはまだ知らない。:

« 東映ロボットガールズ研究所・ガールズレポート#145. | トップページ | 宇宙戦艦ヤマト2199〈第一章〉・感想。 »