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スイートさんを振り返って。ダンガード的考察をしてみる。

来週から新シリーズが始まる「プリキュア」さんですが、
その前に、無事お勤め終わられた「スイート」さん回顧などを。

いつもTBでお世話になっている「穴にハマったアリスたち」さんの
最終回考察
。いつもここの記事には考えさせていただいてるのですが、
今回は特に。

実は、「ダンガード」の最終考察がややぼやけた感があったので、
(最終話を先にレビューしたからなのですが)
改めて、「スイート」さんと通じるな、と思うところを
いくつか挙げようかと。どちらも
「日曜日東アニ枠」作品なので。目指すところは近いと
思うんです。

「壊れた過去を復旧するお話」
『共に協力してプロメテ計画を成功させよう』
もともとはこれが発端だった、はず。それが、
『思想・理想の違い』から敵対することに。
(つまり、この推進派内抗争が本編なのですが)

『我々は、お互いに理解し合えない』
人類希望の星・プロメテに移住できるのは。
過去の過ちを繰り返さないように?一部のエリートのみが
選ばれればいい。
全ての立場の人たちが、お互いに助け合って住めばいい。
落としどころが見当たらないところから、戦争状態に。
「プロメテに先に就くのは?」

物語は若い子視点なのでちと分かりづらいですが、年長組は、
今の「敵」がかつては「同志」であったことを忘れることが出来ない。
「彼も優秀な科学者なのだから、協力できればいいのに。」

繰り返される戦闘において。
「何故潰し合いをしないといけないのか?」
現場は、いよいよ年長から若手へとメインが移る。
彼らは、『かつて同胞だった』過去を持ち合わせていない。
(例えば、タクマ・秀人とハーケン隊とか)
しかし、今「同じ戦場体験を共有」している。
『仲良しこよしだけが共有体験ではない』
トニーさんの『あの』台詞が語ってます。
「俺と何度も闘ってきたお前なら、分かるだろう?」
これもまた、「未来」からすれば「共有される過去」。

若手組。彼らなりに、「共有する過去」から答えに
たどり着く。
「共に協力するべきではないのか?」と。

もともと、ドップラー「教授」の意見は、諸事情から
「マイノリティ」となっていた。「彼」の元に集まるのは、
逸材なのだが、一般には受け入れられにくいスペックやら
思想の皆さん達。なので、大江戸博士たちが「大多数派」と
すれば、まさにドップラー「教授」派は「少数派」もしくは
「忌み嫌われて」「封印すべき」存在に。

「対立する存在」は消せない。ではどうするか?
乗り越えろ。すなわち、前に進む、であり。

仮に、旧ドップラー派と大江戸派が和解したとしても。
過去と同じ、と言うことはありえなくて。
人員的にも、思想的にも。
でも、
「プロメテを人類希望の星にしよう」という
「過去に掲げられたテーマ」は変わらない。

「周囲と断絶」せざるをえなかった主人公が、プリキュア、では
ないですが(当たり前だ;)宇宙パイロットになれて、
(そこには父親=キャプテンの存在が大いにありますが)
「激化する戦闘」の中。一見関係がないような周囲も
次々と力合わせて連携して、同じ目的に立ち向かっていく。
…普通に熱すぎる。
(最たるものが、あのタクマ艦長代理と周りの若い衆話。
もしくは、最終決戦での、ダンガードが引き離された際に
独自で波状攻撃に立ち向かっていたジャスダム艦橋とか)

袂を別ってしまった組織内で、それぞれに育った「次代のエースたち」が、
最後には連帯して、「プロメテ人類移住計画」という、

「組曲」を作り上げた。どうやら
「ダンガード」を「スイート」になぞらえたら、こんな感じに
なるらしい。
だから、「タクマが宇宙パイロットになる」くだりも、
「トニーがたまたまママンそっくりのお嬢にデレる」のも、
「数少ない女子組が言い合いする」のも、

最後は全部関わって、『組曲』になる。

もしかしたら、この前も似たような話書いたかも
知れないです;。でもまあ、ここで言いたいのは、

「スイート」さんは実に熱く、広大な物語だったんだな、と。
(過去作と照らしてみて分かる、と言うのもあれですが)

なかなかそのあたりが分かり辛かったのが、難点と言うか。
逆に言うと、「ダンガード」の物語が、実は一つの「組曲」編成
だったと言えなくもない、と言うのが逆にすごいと言うか。

でも、こうなれば、「トニー生存END」でも良かったと思うように
なるのがw。
というか、リア時、散々語られたと思うんです。>生存エンド。

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追記。

「失敗したのなら、何度でもやり直せばいい。」
まさに「本編」そのもの。
「第一次プロメテ計画」の失敗を踏まえて、改めて
設計・製造されたのが「サテライザー」=「ダンガードA」
である、と言う事実。
この作品独特の特徴の一つが、この「やり直し」という
テーマでもあったわけで。
「父さんの果たせなかった夢は、自分が叶えてみせる」という
タクマのキャラ設定もここに繋がるかと。

決して、「誰とでも分かり合える」訳ではない。
確かに、両陣営とも大意は「目指せプロメテ」でありましたが。
これだけ沢山の人がいて、戦闘状態が長いわけですから、
皆が皆、そうではない人も当然出てくる。

おおむね、「ジャスダム殲滅」が主目的になった皆さんは、
ほぼ全員死亡エンドを迎えていらっしゃる。

例えば、最終回一つ前で、トニーの静止も聞かずにジャスダム
艦橋へ特攻図ったハンス君。彼の上司はとっくに
「本来の目的」を思い出していたので、
「無駄に死ぬな!」と部下に命令してた。
(本当は、「ママンにそっくりなあの人」を(ry)
だったんですけどね)けれども、中には、
「ここで道連れに出来たら本望だ!」なのもいたわけで。
もはや彼の場合、ジャスダムの殲滅が第一目的になっていたかと。

フリーゼ嬢達も、同じように。
彼女は最初から「そういう目的」で送りこまれたのですが、後の
二人は確実に「相打ち覚悟の弔い合戦」であったので。
そもそも、
「フリーゼがいないプロメテなんて!」だったわけですから。
残念ながら、彼女たちの死亡エンドが回避できなかったのも
道理かな、と。

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コメント

こんにちはo(^-^)o

(組曲を作りあげた、どうやらダンガードをスィートに)(ダンガードの物語が実は一つの編成だったと言えなくもない)
不協和音から協和音になっていくという『組曲』だったと私も感じます。

(最後は全部関わって組曲なる)
不協和音だって大事な要素ですよね。
最初から上手く協和音なんて出せるわけないし…
それこそ人間なんてすっごくいい人との人間関係なんて社会生活でほとんどありえないし…
不協和音ばかりの世の中で;
“戦い”でどちらが勝った、やったぜワハハハハ、正義が勝利というはっきりしたエンドでなく、そこはオーケストラの組曲のようなエンドで、うん、なんか東アニ様両方ありがとうって。

(やっぱトニー生存あり)ずっと思ってたわたし;

リサ←タクマ×秀人×トニー 見たいじゃないですか〔すみません]

こんにちわ。コメ有難うございます。sun

>不協和音から協和音になっていくという『組曲』だったと私も感じます。
 何でこのようなハッキリしないENDだったのか?結構気になってたのですが、そういう「おとしかた」だったと思うと、筋が通るというか。
「フレ」「ハト」「スイ」のプロデューサー氏は、70年代東アニロボアニメをリスペクト、と言う話を聞いたことがあります。こうしてみると、「スイ」は当初狙い通りの「勇気と友情、スケールの大きな物語」要素があったかと。
(実は諸事情でなかなか分かりづらいのですが;)

>ずっと思ってたわたし;
 まるっと同意w。きっとどこかでウサミミ仮面に(以下自粛)。

>リサ←タクマ×秀人×トニー 見たいじゃないですか

 それはw。ノーマルなタクマを、秀人とトニーが(ry)で宜しいのでしょうかwww。あーでもそれも大いにあるかも、自分的に。(おい)


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