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「ダンガードA最終話・ハーケン生存Ver.」前編

なんか色々と考察してたら、トニーさんは生きてる方が
正しいのではないか?と思うように。
(まあ、公式でもぼかされておりますが)
なので、「はっきりと」生存エンドだったらどうなるか?を
やってみました。ちなみに、元ネタは「スタドラ」っぽかったりw。
恐らくは、当時沢山の姐様方が書かれてるとは思うのですが。

~~~~~~~~~~~~~~
「あの人を助けて!」
「何だって?」
「だから、あの人を、ハーケンを死なせないで!」

通信機の向うから聞こえる、リサの叫び。
「あの人なの…あの人が、あの時、あたしを帰してくれたの!」

折りしも、ハーケン機がドップラーの乗った飛行艇を撃破し、
「プロメテの太陽」へ突入コースに入ろう、と言う時だった。
その直前、「ダンガードA」のパイロット2人の下へ、
ハーケン自身から、「軍団」の生き残り受け入れを
ジャスダムに要請するよう連絡が入り、受諾したばかり
だったのだが。

「それ、本当か?」タクマ、問う。
「こんなときに嘘言う訳ないでしょ!あたし、何も言えてないの!
今あの人を見殺しにしたら、一生悔やみきれない!!」

『お兄ちゃんを、殺さないで!』
城戸浩一を救うことが出来なかった、あの時。
少なくとも、浩一自身は既に「生きる意志」を無くしていたが。
今回のハーケンは、違う。彼は「生きるための落とし前」を
つけようとしているだけ。

だが。
自決することだけが、落とし前じゃなくて。
生き抜くことのほうが、出来ることは沢山在る。
だから。

「大江戸博士。帰路を変更して、今からハーケン救出に向かいます。」
タクマ、ブリッジに連絡。
「危険域突入まで、あと99.9秒切ったが、大丈夫か?」
応答の声。
「それだけあれば大丈夫です!」即座に返答。
「あと99.9秒遊べる、ねえ。それにしても、随分と
危険な賭けだと思うけど?勝算はあるのか,タクマ?」
秀人、話しかける。
「無ければ作るまで!でも、嫌なら…すまなかった。」
思いもよらず、謝罪が返る。
「嫌な訳ないだろう?他ならぬ、
『お姫様のたってのお願い』だからな」
秀人、明るく返す。(相手が誰で在れ、な)
心の中で、密かにつぶやきはするが。
「では、急ぐぞ!」
ダンガードA、目標へ、加速。

ブリッジの窓一面に迫る、敵機の群れ。
「ダンガードA」は今だ帰還しない。
そんな中、一機の「ハーケン機」が特攻を仕掛けて
来た。攻撃を受けて燃え盛る炎を上げながら、
オペレータ正面の窓めがけて体当たりをしようと。

防護シャッターが急遽、下ろされる。
母艦本体も、攻撃を避けるべく方向転換かけるが、
完全に回避は不可能に近く。

直撃。阿鼻叫喚。
リサは、初めて「死の恐怖」に直面した、と思った。
それまで何度も、同じような状況を経験してるにも
関わらず。ただ何故そのときそう感じたのかは
分かる余裕も無かったのだが。

ジャスダム、辛くも直撃「のみは」回避成功。
しかし、かなりの損傷は避けられず。ブリッジ内部も
直撃の被害を被り、いたるところで破損、火災が発生。

どうやら余りの恐怖で気を失っていたらしい。
リサが気づいたのは、消火の為の放水を、思い切り
被り、頭から全身『ずぶ濡れ』になって暫くたった
後だった。

どうやら助かったらしい。
ピンクのワンピースの布地が、濡れて全身に纏わり付く
気持悪さや、体の線が諸に浮き出ることによる羞恥など
よりも先に。

「何故、あのとき『だけ』恐怖を感じたのか?」が気になった。
そういえば、久しく「ハーケン部隊」は戦闘時でさえも、
在る一定以上の距離以上は接近してくることが無かった。

いつからだったろう?

答は、封鎖していたはずの記憶の奥底から沸いてきた。
「あの時」からだ。
敵方に捕縛・監禁の後、解放された、あの時から。

確かに、「彼」は自分を「威嚇」してきた。
だが、「彼」ほどの腕の有る者が、調査艇出せる程度の
技術しかない者を撃つのに、手間を取るだろうか?

もしかしたら、あれは「目くらまし」で、本当は。
そしてそれ以降は。

何故「彼」がそんなことをしたのか、理由は分からない。
けれども。答は有る。

『彼』は自分を守ってくれていた。

そう考えるのが自然ではないか?冷えた頭で考えている、
そのときに。

艦橋に入ってきた、「ダンガードA」からの通信。
「タクマ!秀人君も、無事だったのね!」
生死を共にしてきた、仲間もしくは心寄せる人の
無事を喜んだのもつかの間。
 
『彼』がどうやら「自決」するであろう報告が入るや
否や。

駄目。死なせないで。「あの人」を助けて!

自分でも気づかない間に、リサはタクマに叫んでいた。
『お兄ちゃん』のときのように。…動機は真逆だったが。

そして、間もなく。
「ハーケン機、捉えたぞ!」
ダンガードA、「最後の」ミッション、始動する。

~~~~前編了。「後半へ、続く!」~~~~

長くなるので、一度切ります。思ったよりシリアスだ;
どうしよう。目指すは「スタドラ」で「アクエリオン」
の予定なのに;。(おいこら)

水被ってたシーンでは、霧野さんはもっと「濡れてる」
べきだと思った、いい年した自分;。そういえば、何気に
彼女は「そういった」描写は極力回避されてたような。
色々考慮されていたんだろう、と思ったり。

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二次創作」カテゴリの記事

コメント

きゃああぁぁぁ!ハーケン生存の二次創作やぁ―――!
もう、めちゃくちゃうれしいうれしいうれしい!

今迄にも同人誌等でいろいろ描かれたとは思いますが、私はこの生存描写を今だかつて拝見したことがありませんので…(他の描写はありますが)

で、自分なりに妄想してた通りに、して頂いてっ;
(あの人を助けて)←絶対絶対リサ言うよねー。

また、城戸さん回がここにくると、前半部分が後半に一つに繋がって物語が幅広く感じる;うまいっ!

リサ姉がビショビショなるところも本編では頭のどっかでエロ的な事がよぎったのですが、ここにきて活字で表現されて、私もそうそうそーなんよぉぉおってp(^^)q

私のハーケン生存妄想にかなり近くて、もうもうもう大好きっ。

待ってて生きててよかったあ…

〔霧野リサチョコ作戦〕
ものすごくかわゆくラッピングしたチョコを作りそう、でも秀人がゲットしそうみたいな;フリーゼとタクマのチュウ作戦みたいなことして、タクマってぼーっとしてまた秀人が先手をうちそうだわ。
ハーケン生存、
まだ前半だから後半ホントに楽しみ;ムフフフ

コメ有難うございますhappy01

今回程感想いただけて嬉しいことありませんでしたw。やはり、頭の中で考えているのと、いざ活字や文章にして、人に伝えていくのとでは、随分と勝手が変わりますので。

>私のハーケン生存妄想にかなり近くて、もうもうもう大好きっ。

思うところが近くて、本当に良かったですw。今後半書いてるところですが、結末をどう取られるか?になるかと。もうすぐアップできるかと思われます。

>待ってて生きててよかったあ…
 物書き的には、一番ありがたいお言葉です、本当に。

>〔霧野リサチョコ作戦〕
確かに、彼女なら「物凄く繊細で行き届いた」ものを作りそうですw。秀人がここでも営業展開しそうwww。でも、タクマも早々出し抜かれっぱなしではなさそうですしw。
とりあえず、平穏な一日ではなさそうなことは確かです>バレンタインデーw。

ではまた。

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