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DVDシリーズ「惑星ロボ・ダンガードA」VOL.5(Disc10)感想。

第51話「娘よ!ヘチ副総統の最後」
第52話「この手で守ったジャスダム」
第53話「愛!それは悲しく美しく」
第54話「戦え!愛の星のために」
第55話「プロメテへの叫び!」
第56話「美しく輝く希望の星」

本当の最後です。これがラスト。
とっくの昔に結末分かってる作品なのですが、やはり
感慨深いです。例えそれがレビュー3周目の作品であっても。
(こr)

盤イラストは、ダンガードAの全身像と、オーバーラップ
するタクマのアップと。普通です。
(というか、海外仕様総集編のラストがアレなんですけど;)
「主人公は彼だから」という、絵師様の愛情と主張が
ひしひしと伝わりますw。(まるっと同意)

「生存戦略。絶対に、諦めない!」
何のために、プロメテに向かうのか。
要は、これのあるなしで明暗が分かれた、
そんな気がします。

「ただそこにあるから、目指したの」と、
「どうしても、そこでやらねばならないことがあるから」
目指したのとでは、自ずからモチベに差がつくというか。

「選ばれたものだけのステイタス」の為、だけなのと、
「そこで色んなものを繋いで行きたい」と言う思いからと。

実は、作中で使われる
「愛」と言う言葉の意味で悩んでました。
初回のレビュー時では、物凄く安直に使われてる気が
してたので。
で、今回。

「プロメテは、愛の星」。
…最終決戦を間近に控えて、ぐずって駄々こねるミヨコちゃんの
御守りを、よりにもよってまだ10代の、
(当然独身、出産・育児経験無し)同僚女子にいきなりさせといて
何が「愛」やねん、と腑に落ちないながらも。(そこかよ)

「愛」と言う言葉の意味を「男女間」だけでなく、「家族」とか
「友情」とか「絆」とか、そのあたりまで拡げてみて、初めて
納得いったというか。

それならば、「あの」トニーが、今まで辛苦を共にしてきた
部下達を無駄死にさせずに、生き延びるように主義を変えたのも
納得がいくかと。

(つまりこの争いは、ジャスダムとプラネスター、二つの
母艦のどちらかがプロメテに早く着くかであり、ダンガードと
メカサタンはそれぞれがその護衛であるという話であり)

ただ、残念なことに。
全ての部下の皆さんが、「その先のこと」を見越した人たちばかりでなく、
「いかに名誉ある戦死をするか」に生きる目的を見出してしまった人も
居てしまった訳で。…こればかりは、彼自身がこれまでに幾度となく
「そのように」洗脳してきた結果かと;。

もっと早くに、「運命の乗り換え」を実行できていれば。
もっと早くに、「大切な言葉」を思い出していれば。

彼自身が、そういった「絆」やら何やらに対してほぼ
価値を見出していなかったにもかかわらず。

ジャスダムのメンバーと接触することにより、自分の周辺にも
「ある」ことが分かった頃に、ほぼ全て失ってしまったと言う。

これが、今までにしてきたことへの「報い」と言えばそれまで
ですが。…でもなあ。ただ自死しただけでは到底追いつかないにせよ。

一番の「報い」は、一番確固たると信じて疑わなかった、
「総統閣下との絆」が実は、

白昼夢、もしくは 空中楼閣 だったこと
ではないかと。

実際、閣下との「絆」さえあれば、後はどうとでも、と
登場当初は絶対に、そんな奴だったはず。それが
「最後のけじめ」の如く、一人逃げ出した
「かつて、自分の全てだった男」の始末をしたのだから。

最後に、生き残った「軍団」の皆さんを、ジャスダムに避難させて
くれ、とタクマに言い残して。
(そういえば、この人たちとは反目してなかったっけ?
トニーは。)
多大な時間と犠牲の果てに、たどり着いた結論。
「同じ目的の仲間として、手を取り合うこと」がここに。

大きな代償の果ての、ほんのささやかな救済。
「え、あの人なの?」@霧野さん。
…和解と救済を求めたのは、トニー。タクマから聞かされた
「彼の真実」。残念なことに、それ以上のことは伝える術は
ないので、分かってもらえないままではあるけれど。
それでも、わずかながらに誤解は解けたはずなので。
…せめて、それだけでもトニーに伝えられたら、と
思うわけです。無理ながら。

目の前に広がる、「美しく輝く希望の星」。でも、これからが
本当の「戦い」になるわけです。誰もが、「絆」を繋ぐための
場所にするためには。それこそ、いつになるか分からないし、
どうすればいいのかとか、これからの話であり。

でも、ここに来た皆さんは、きっと乗り越えていくでしょう。
それだけの強さを持っている人たちだから。

「生存戦略、頑張ったよ。」もし今、エンドカードがあるとしたら、
こんなコピーが付くに違いないw。

主に、最終回含む3話分のレビューとなりました。先の3話分は、
別途レビューします。まだ少し、お付き合いを。
やはりトニーの話になりましたが、それまでの出来事の
答え、と言うのがこの件なので、致し方ないでしょうか。

追記。
ビーターVのこと。「未完成」なまま起動させたがため、
放射能が漏れて、プラネスター機関部に充満。
…「未完成」の報いですが、まさか30数年後の先に(ry)。

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コメント

こんにちは(^O^)

ダンガードAレビュー、いつも本当にありがとうございます。
たかだかロボアニメと言えばそれまでなんでしょうけど、由維ちゃまのレビューを拝見してますと、とてもロボアニメとは思えない、新聞の社説のようで…すごい…

(生存戦略 絶対諦めない
生存戦略 頑張ったよ)

トニーさんだって遅く気がついたけどみんながその気持ちに一丸となってのラストなシーンの目の前のプロメテでしたね。

リサ姉に(愛)→(子守)そこかよ→私も同意同意。
ただ、ダンAってあまりに人が死ぬシーンが多いって;これが敵が地球人でないならそうは思わないのですが、人間同士だから妙にせつなくて…
白日夢→まさしくトニーさんの状態だわ。でもトニーさんリサ姉やタクマに出会って(愛)に気がついてよかったね。やっぱり幼少期に親の愛情を受けて育ったからでしょうか;
追記にもありましたが、それにしても放射能に関するシーンも多いなぁ;今に通じるもんあるわなぁ、そうやってみると(愛、友情、親子、絆)ダンAって現在の何かと繋がってるよーだわ。

プロメテはこれからなんですよね、それは30数年たった今だからいろいろな事わかるダンAかも…

こんにちわ。コメ有難うございます。いつも楽しみにさせていただいてますw。

>あまりに人が死ぬシーンが多いっ
 そうなんですよね。いわゆる「同じ人間同士の抗争」では、ファーストガンダムが有名ですが、そういう意味では、こちらのほうが先ですしね。しかも、一般市民が犠牲になったよりも、断鉄さんをはじめとして、「貴重な人材」が殉職してますから。これでプロメテに調査艇が着いたこと自体、「はやぶさ」以上の奇跡かも。(フィクションですけれども;)

>やっぱり幼少期に親の愛情を受けて育ったからでしょうか;
 うわ、まさにその通りです。実は、
「一度でも愛情を受けた記憶があれば、それを頼りに生きていけるから」という文章を入れたかったのでw。
(元ネタはピンドラからの引用なのですが)

やはり、この作品見て育った世代が確実に、「それぞれの思い」をテーマにしてる気がします。

※トニー生存ENDも今ならありかな、と思うようになりました。

>(愛、友情、親子、絆)ダンAって現在の何かと繋がってる
 そのものずばりのテーマな作品が、今回でもネタで引用している
「輪るピングドラム」(昨年末終了のアニメ)だったりします。監督の幾原さんは、まさしく当時「ターゲット男児」でしたし、かつて東アニでセラムンやってらした方ですし。

>30数年たった今だからいろいろな事わかるダンAかも…
 そういえば、「まほろば」と言う新作
(いわゆる御大オールスターズ;)に、ダンガードが登場予定だそうです。実現すれば凄いですがww。

ではまた。今回は「田村3部作」だったので、「馬嶋3部作」のレビューをしなければw。

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