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輪るピングドラム#21.

「僕たちが選ぶ運命のドア」

高倉家の三兄妹は、実は皆他人だった。
子ども達だけの、「家族ごっこ」。

いかにも、なゴシップ記者が、電車内でリンゴさんから
スクープの裏取りを。
「何も知らないのに、いい加減なこと書かないで!!」

真実の暴露と同じくして迎える、幸せな虚構の崩壊。
高倉家の、どう見ても不釣合いにメルヘンな装飾は、
三人の子ども達のささやかな願いの象徴だったのだな、と。

冠ちゃんと晶ちゃんの二人が、
「ミカちゃんハウス」にしてくれたの。

人形の家。そこに住めるのは、お人形だけ。
だから、「お人形」でなくなったら、出て行くしかない。

晶馬はここの家の子だけど、陽鞠はよその子。
冠葉は、本当は真砂子とマリオのお兄ちゃんだけど、
この家に迎えられて。

「お前は父さんの誇りだ。」
そういってくれるのが、父親ってもんでしょう?
少なくとも、
「お前を選んだのは間違いだった」などと死ぬ間際に
言い放つような男に比べれば。

「運命のリンゴ」を一緒に食べたのは、晶馬と陽鞠。
だけど、冠葉を励ましてくれたのも、陽鞠。

どうやら、黒幕はサネトシさん。
かつて、桃果さんに阻止された「計画」の意思を、
「かつての同志の子ども達」に受け継がせたいらしい。

そのために、冠葉には、高倉が生きているように
見せかけて。
陽鞠の治療代を提供することにより、冠葉をかつての
高倉のように仕立て上げて。

陽鞠。叔父さんの元へ行く、と見せかけて、冠葉の元に
やってきた。真砂子さんと手を組んで。

狙いは一つ。

「冠ちゃんをここから助けるの!私の命に代えても」

兄と弟、実は他人の殴り合い。やっぱり、冠葉のほうが
強い。場慣れしてる、というか、お兄ちゃんだしな。
分からないならまだしも、それなりに分かった上での
「兄妹」ごっこだったというのが。
(しかも、それぞれが陽鞠さんに妹以外の感情を
持っているわけなのだから)
だから、住んでる家を、
玩具的に装飾したんだろう。だって
「人形の家」なんだから。陽鞠さんの寝所がミカちゃん
ぽいのも、
「そう捉える」ことで安定を図ったかと。

さて、世界のリセットを図る一味と、それを阻止する子ども達
という流れになったみたいですが、どうなるやら。

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