「英語版総集編 惑星ロボ・ダンガードA・1」感想、追記。
今回のこの企画は、いわば
「ジョルジオ・モルダープロデュースによる、メトロポリス」
みたいなものかと。
(今から30年ほど前ですが、かの高名な音楽プロデューサーである
同氏が、オリジナルはモノクロの無声映画であった同作品に、
音楽と色彩を加えて、新たに再構築したものを発表したのが
これ)
切り込み具合で、新たな姿を見せると言うか、何と言うか。
そんな中。
いつもSHTブログのTBでお世話になっている「南海大決戦」
(TJ-type1さん)の「ハトプリ劇場版」の感想レビューでいきなり
気がついたことが。
そういえば、ドップラー「総統」も、始めは「教授」であり、
プロメテ移住計画では大江戸博士達と同じように推進スタッフ
だったはず。
それが、
・自分の意見を却下されて、
(プロメテには、選ばれたエリートのみが移住するべきだ)
・自分の意見に賛同する人たちだけで徒党を組み、
・自ら「軍団の総統」を名乗り、
・自分を受け入れなかった「世界」(この場合は大江戸博士達)を
破壊すると宣言。
…「世界」を変えようとするやり方ですね。
で、主人公である一文字さんたちを省みると、
・「裏切り者の息子」の烙印を「世間」から押され、
迫害されたタクマが、
・父親の汚名を雪ぐため、
・ダンガードAのパイロットを目指す。
=世間に「自分達」を認めさせようとする。
…「自分を変える」やり方ですね。
で、気になったのは、今回の編集では、
タクマとキャプテンの関係が非常に濃密であること。
他人が介入できない;。つまり、
「二人で世界が完結している」状態。
(まあこれは、ある意味し方がないことなのですが)
一方、ドップラーさんも、ひたすら
「ジャスダムチーム」の妨害しかしていない。これも
「世界が閉じている」ことになりますが。
まあいずれの関係にしても、「セカイの危機」と隣り合わせ。
…もしかしたら、今風に編集したら「セカイ系」の顔が出てきた。
だったとしたら、面白いかも。
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