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屍鬼 #15.

「第悼と偽話」

この作品は、いわゆるカタルシスを楽しむものではなく、
最後にはどこに落とし込まれるのか、それを気長に
待ちながら、その行程に付き合っていく、というもの
かと。

尾崎先生、清信さんに「後始末」の手伝いを請いますが、
あっさりと断られ。…まあ、「人」の立場で言えば、
この場合は先生の手伝いをするのが筋、かもしれませんが。
(それにしてもかなりの精神力が要りそう;)

「正義」のもとに、とはいえ、「殺し」を容認することは
できない、と清信さん。これで二人の「道」はきっぱりと
分かれたかも。そもそも、清信さんはかなり砂子と接触
してましたから。

そんな尾崎先生が、いかに孤立していくか。今回の
メインの一つ。
役所のエピでも、周りは既に「敵だらけ」。おまけに
ラスボスその1である千鶴さまに、
「私専用ご馳走」宣言されてますし。
(いろんな意味で、グルメだなあw)

その代わり、病院では、看護士さんたちに愛想付かされて。
おまけに、いわゆる「幼馴染」たちからは相手にされず。
村の相談役会議でも、
「過去の祭礼を蘇らせる」方向に話題が盛り上がり、尾崎先生の
言葉には耳も傾けてもらえず。

八方塞の状況のなかで、夏野くん登場www。
「あんたは、一人じゃない。」
…普通にヒーローでしょ、これでは。

で、夏野君を待って、毎日花を捧げていた徹君の前には
現れずw。

行き詰って悩んでいる先生の姿は、さすがに心が痛み
ましたが。

これから、どのように「屍鬼」たちに立ち向かうのか。
見守っていきたく思います。

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