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人造人間キカイダー THE ANIMATION #9.

「凍る絆」

どんだけの距離をどんだけかけたら、
夏のロッジみたいなところから、真冬の小樽運河
見たいなところに行き着くのか(おい)。

とにかく、「光明寺チルドレン」は千草ママンの
故郷に着きました。

「…お母さんは、ギルの居場所を知っているはず。」
@ミツコさん。

「ギルって、どんな人?」
「お父さんとお母さん、両方のお友達よ。」

どんな人でも、
「自分は両親に望まれて生まれてきた。」ことが
心のよりどころになっている、はず。でも、

もしそうでなかったとしたら。

子どものころの記憶。母の言葉の真の意味。
できるならば、そうでないことを。

現実。
「貴方の思っているとおりの関係よ。」
…千草さんは、「愛するギル」に従い、
「光明寺の懐にもぐりこんだ」=結婚
したのだという。

そして、愛してもいない男の子どもを、
二人も生んだ千種さん。

壮絶な人です。「愛情を持ってはいけない人たち」と
「幸せな家庭ごっこ」をしなければいけなかったのですから。

傍目に見れば、遅くにできる男子の名前付けを、10歳にも
満たない姉につけさせる、と言うのだから。

「女になったとたんに、男引き連れて親に説教かよ!」
←これがいろんな意味で本音。でも、ミツコさんも、
まだ年端も行かないころから弟の育児を父親から
丸投げされて;。

「望まれて」作り出されたジローと、
「望まれず」生まれたミツコとマサル。

…しかし、ここまで「壊れた家庭」もそうない気が;
誕生の事だけ言えば、人造人間と人間に差がないような;。

娘には「女」を貫いたママも、息子には「母親の顔」。
「長靴、買っておいたから。」

最後に、ギルの居場所を教えてくれたママ。これが
救い、かな。

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