燃えろアーサー・白馬の王子 #18 ~#20.
第18話「輝け妖精の虹」
第19話「幻の人魚をみた」
第20話「悲しき雪女の亡霊」
この3話は、いわゆる「メルヘン」シリーズっぽいもの
になるかと思われます。直接ザイキングとは関わりなく、
むしろゴブリンなどの物語に近いかと。
18話では、「異世界」の妖精さんが、「ガーゴイル」に
持ち去られた杖を取り返すのを手助けして欲しい、と請われて
アーサーが向かう話。
「妖精のいる世界」を「アヴァロン」とでもしておけば、結構
後世にポイント高かったかも、ですが、まあそこまでは。
ここの妖精さんは、人間を「下等生物」と見てないところが
良かったです。…「マーリン」の「アヴァロン」の住人達とは
えらい違いですがw。
20話は、雪女の話。どちらかというと、かなり日本的な雪女さん
だった感じが。
で、メインは19話。人魚さんのお話ですw。
何気に時代は人魚萌えw。なので。
ローカル水妖・ギアナおばさんに、恋人を奪われた上、「僕」として
人魚形態に姿を変えられてしまったお嬢さん・レナのお話。
「あの、若くて綺麗な男の生き血が欲しい」@ギアナ
ということで、アーサーを篭絡しに来たレナさん。
このギアナさん。「若く美しい男の生き血」を糧に生き続ける水妖。
ある意味、ものすごく分かりやすい。こういう場合、自分も「人魚」の
端くれならば、「美女」に姿を変えてモーションかければ、望みの
獲物はとり放題だと思うのですが;わざわざ人間の娘に魚の尻尾を
生やすことが出来るのであれば、と思います。ギアナさんは、せっかくの
スキルを妙な方向に使っている。もったいない。
しかも、彼女はどうやらメデッサさんとは血縁ではない、という。
「燃えろアーサー」世界の「魔法使い」担当としては、随分と
異色な存在。まあ、自分の本能に正直なだけ、分かりやすく思えますが。
…北の魔王さんは、有能な手下要員をとられたくないから、ギアナさんとは
手を結ばなかったんだろうw。
そもそも、「人魚」は昔から、ある嗜好の男性方には絶大な魅力を持つ
存在であり。
考えてみる。
長い髪、濡れた肌、美しいボディライン。
男性を魅了するには十分なスペックです。しかも、彼女達は
押しなべて「恋愛体質」ときています。
で、かのレナ嬢。
恋人であったアランが犠牲になったばかりか、おそらくは
「殺すのは惜しい美形だから、餌とってこさせよう」とばかりに
姿を変えられてしまったという、悲劇のお嬢さん。
(ちなみに、アランはアーサーに「そっくり」だったらしいw。
レナ嬢の中の人は川島千代子さんなのですが、女忍者のアリスさん
だったし、何よりも。フリーゼ嬢@ダンガードA でもあったという;。
神谷主人公に対して、『体当たりで』フラグ立てに向かうゲストヒロインも
これで3回目…。プロデューサー的に思惑があったのかと思いますw)
「人魚」はたいてい「上半身が美女に見える外観の」化け魚であるのが
標準だったりしますが、彼女は、もともと人間。ゆえに、
いろいろと「分かってくれる」。
こういう「人魚」に惚れない男性がいましょうか。
ということで、「女忍者」アリス嬢にはあっさりしていたアーサーでしたが、
「人魚」なレナ嬢には、何がしか思うところがあったらしいw。
「人魚」は「泡」となって消えるのがデフォ。「後を濁さず」という奴
です。つくづく(ry)。
そういえば、レナ嬢は
「アーサーは殺せない」ので、代わりにボスマンを連れてきたのですが。
ギアナさん。
「こんな男の生き血が私の体に入るかと思うと(ry)」などと
身も蓋もなく騒がれて;。そこまで言う事はないだろう;(おい)
…ものすごく正直な水妖さんだ;。
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