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劇場版「フレッシュプリキュア!」 感想 。(後編)

続きます。前編はこちら

倒すべき相手が正義。もしかしたら、シリーズ中最難題がつきつけられたの
かも。

玩具に対してだけでなく、これは対人関係にも言えるかも知れません。
ただ、人同士だと、
「まあ、お互いよくある話だし。」ということで相殺しておしまい、と
言うことも出来ますが。

相手は「もの」。しかも、「魂が宿った」憑物神。「あいみたがい」という
言葉が存在しない。さあどうしよう。

ピーチさん、うさぴょんを探します。登っても登っても落とされる、
まるで賽の河原の石積みのごとく。変身解除されてもなおかつ。
女児ものコンテンツで、ここまでヒロインが「汚れる」のもかなり
珍しい。それだけ気合入ってる、ということかと。

やがて、再会。長い間忘れていたことを謝ったラブ。もともと
「飽きた」とか「嫌いになった」分けではなかったので、和解。
しかし。後の玩具さんたちはそうではない。
それこそ、「飽きた」「嫌いになった」などの理由で廃棄されたものは
数知れず。

「そんなことないよ、私、信じてる!」…ほかの方も指摘されてますが、
何故パインさんは「私も大事にしてるから!」が言えなかったのだろう。
もしかしたら、このフォローは要らなかったかも。

「心の奥底に忘れているはずだったのに。」思い起こされた
「恨」の気持ち、負の思考。玩具の国の全ての住人がここに終結。

「悲しい玩具が出ないように、まずは子ども達を消してやる!」
どうすればいいのだろう。というよりも。

プリキュアさんたちも、「オールスター」がなければ同じ立ち居地であった
という指摘がありました。

ほかの例で言えば、「スパロボ大戦」シリーズがなければ、ほとんどの
ロボットアニメは過去の遺物として忘却の彼方に(ry)。
(まあ、中には版権問題が絡んでいまだに日の目を見ないものもありますが;)

忘れてないんだよ。ただ記憶の奥底にしまいこんだだけ。
うわべの言葉だけでは、もう騙されない。

八方塞の中、うさぴょんが提案します。
「子ども達が玩具が好き、という気持ちを、
言葉でなく伝えることが出来たのならば。」

ラブさん。
「みんなのハートを集めることが出来たら。」

彼女の行動原理は「ハート」。そう、今回のライトが
何故ハート型で白いLEDで今までより強く光り輝くのか。

全てはそういうこと。ひねってるな。
「皆、ハートを光らせて!」
会場にあふれる白いハート達。これは綺麗。
そして、「ピンク」の光ではなく「白い」光な理由。

真っ白なピックルンが登場。
キュアピーチ、二段変身。
「ホワイトハートはみんなの心」
「はばたけフレッシュ・キュアエンジェル

「フォーム」じゃないです。「天使」キュア。
いろんな意味で突き抜けました。

「ラヴィング・トゥルーハート!」
降り注ぐ、明るく暖かい光。
玩具達を大事に思う、全ての子ども達の心。忘れてないから。

自分達は棄てられてない。もう一度、皆を信じる。

「恨」で固まった玩具達は、こうして全て消滅。おそらく
もっとも過酷であった戦いは、こうして和解エンドへ。

そこに残ったのは、「熊のぬいぐるみ」。
これが「トイマジン」の正体。
以外にも、「女の子向けアイテム」だったというのが。

翌日のバザーで、小さい女の子のところに落ち着いた
「熊さん」。そうだ、「熊」さんはいつでも子ども達の
アイドルです。熊さんも、放送期間が終わればさっさと
飽きられてしまった販促玩具たちに取り付かれてしまって
いたんでしょう。(こらまて)

教訓としては、
「玩具は大事に」ということなのでしょう。いつかは卒業しますが、
そのときは、せめて感謝の念をこめて。

そして、せめて敗者復活の機会をも。そういう意味では、過去作を
ネット配信してる東アニさんはわかっていらっしゃる。
「この作品、好きだったのよ。」
「あのとき、こんな玩具買ってもらったな。嬉しかったの
思い出した。」
それだけでも作品というか、玩具たちはこの世に生まれた甲斐があると
言うもの。

いろんなところで「男前展開」を指摘されてる『フレプリ』ですが、
今回もそれに習った感が。プリキュアさんたちがそれぞれ戦った
相手が「男児アイテム」であったのも、その一つかと。

さて。
「オールスター第2弾」が発表されました。
少なくとも、これでプリキュアさんたちは「在庫」になることは
当分免れます。現役コンテンツ、万歳。

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