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魔術師マーリン#3.

「モーティエスの毒杯」

キャメロットのウーサー王に恨みを持つ魔女・ニムエ。
どうやら彼女がいろんなところでラスボスみたいですが。

「ファンタジーと人間ドラマ」が両立するか否か。
「燃えろアーサー」では、ある意味ファンタジーをすっぱり切って
人間ドラマに絞っていた感がしましたが、この作品はそのあたりを
軽くクリアしてる感じがします。時代とか背景とかもあるのでしょうが。

というか、「魔法」というファンタジー要素でさえも、
「人間ドラマ」のアイテムに組み敷いた結果なのかも。

ニムエさん。とにかく無敵な魔女。姿は変えられるは魔法は凄いは
頭は切れるは、とにかく凄い。

で、どうやらアーサー王の従者になっているマーリンの素質を見抜き、
彼にターゲットを絞ってくる。

マーリン自身もそうなのですが、彼をどうにかすることで、キャメロットを
崩壊させることが出来る、という先読み。半端ない。

ニムエの罠にはまり、毒をあおったマーリン。解毒剤がなければ数日で
死ぬ。解毒剤は毒の花の葉から魔法で作る。その植物は深い洞窟の
奥にのみ咲き、入り口はコカトリスが守っている。

何たるファンタジー設定のてんこ盛りw。清清しい。

で、
「以前命を助けてもらった恩返し」として自ら解毒の草を取りに行く
アーサー王子(やった!)。しかも、
「国を背負うものの責任」として無駄な冒険を停めようとする父王を
振り切ってまで向かうとは。

燃えなきゃ後悔(こらまて)。
後押しをするモルガーナ姫の凛々しい事。毎回彼女は男前なところを
見せてくれますが、今回はまた特別。

そして、そのアーサーを阻止せんと暗躍するニムエ。今は妖艶な美女に
変装してますが、そんな美女を目の前にしてもマーリン救助にひるまない
アーサー王子に萌えたのは(ry)。

死の淵へ向かっているはずのマーリンですが、無意識のうちに魔法を
発動。アーサーを導くために「光の玉」を飛ばしているし。

どーしろってんだまったくwwww。

無事草を持ち帰ったアーサー王子。しかし彼は「王の命令に背いた」
咎で地下牢へ。当然父王が「草」をガイアスに渡すこともなく。

グエン、発つ。(おい)

一か八かで地下牢侵入。無事アーサーと接触を果たし、「草」をゲット。

あとはお約束。

ここで驚いたのは、目が覚めたマーリンにいきなりキスしてきたグエンで
しょうか。マーリンが倒れたときにアーサーが「マウストゥマウス」するんじゃ
ないか(おい)と心配したことを思えば随分とナチュラル(おい)。

魔法の描写はすばらしいとして。
主人と従者の関係。
父王と王子との関係。
隣国との関係。
敵味方の関係。
「大事な人」との関係。

など、どれもしっかり描けている。もしかしてこの作品、
凄いんじゃ?と驚いたり。

何よりも、女子が天晴れ。「ヒロイン」というより「美女ヒーロー」
といったほうがあっているかと。

何気に、これは化けそうな感じがしています。

次回はランス登場w。

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